2ntブログ

記事一覧

誤送信(4)

「下か…相当良かったんだね」
「……」
無言で何も言わず俯く営業担当に言葉を掛ける。
「大丈夫だよ、何も言わないから」
無言のままこちらを見やり、ホッとした様子が伺える。
「ただ…」
そう言葉の続きに気付き、営業担当の顔に緊張が走る。
「こんなになった責任は取って欲しいかな」
そう言って、自らの右手を股間に当て、軽くさすってみた。
「え…」
一言だけが口を出て、開いたままに視線が股間へと注がれる。

「さっきの動画を見せられて、あんなに喘がれたんじゃ、溜まったままで我慢出来ないよ」
そう言いながら股間を擦っていると、動画を思い出し、硬さを持ち始めた。
自らの掌の感触に、みるみるスラックスの前が盛り上りを見せる。
無言でその膨らみを見ていただけの営業担当の視線は一点に注がれたままだ。
そんな態度に脈を感じ、スラックスのファスナーを下ろすと、中に手を差し込んだ。
もぞもぞと外へと導き、下着越しに膨らんだ隆起を見せ付ける様に、指で下ろす。
ようやく広い世界へと解き放たれた肉塊はその悦びを表す様にブルンを力強く飛び出した。

口を開いたままで見ていた営業担当の喉がゴクリと鳴る。
それが返事だろうと、食い入るように見つめる営業担当に近付くと、肩に手を置いた。
力を入れるまでも無く、吸い寄せられる様に膝を着き、股間へと口が近付く。
鼻先が肉塊の先に触れたかと思うと、舌が這うまで時間は掛からなかった。

溜まりに溜まった性欲をぶちまけられるチャンスだと悟った肉塊はビクンと大きく揺れる。
それに応える様に、営業担当は口の中へと誘い、内側の粘膜で亀頭全体を包み込んだ。
「あぁっ」
自然と声が出た、気持ちいい、いつ以来だろうか、この柔らかさは。
肉塊全体へと刺激を感じ、前立腺へと電気が走る。
ただ突っ立っているだけなのに、グチュグチュと加えられた肉ヒダが蠢いては弄ぶ。
「うぅ…」
まさかコレ程までに気持ちいいとは思っていなかったが、快楽の極みを知った気がした。
グチュクチュと音を立てながら、内側の粘膜だけでなく、竿に舌が這う。
刺激が複数に渡り全身へと響き渡る、なんて気持ちいいんだ。
「あぁぁ…」

コメント

コメントの投稿

非公開コメント