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ガス点検に訪れたおじさん(2)。

狭い浴室内にくちゅくちゅと音が鳴り、淫靡な雰囲気に溺れた。
時が止まったかの様な、初対面とは思えない程に自分の全てをさらけ出していた。
「普段どんな風に使ってるの?」
キュポンと抜かれたディルドに艶めかしさを見やり、好奇心かからかい半分か質問された。
少し惚けたまま、右手でディルドを掴むと、左手だけでサっとズボンを脱ぐ。
先程までオナニーしていたこともあり、下着も付けていなかった。
くるりと後ろを向くと、シャンプーボトルの横に置いてあったローションを手に取り、塗り込んだ。
人前でアナルにローションを塗り込むのも、指を入れるのも初めてだ。
興奮と緊張で身体は強張るものの、股間は激しく屹立していた。
ゆっくりと出し入れされる指に付いたローションがアナルの中へと送られる。
オナニー途中だったこともあり、すぐに興奮の高みへと駆け上がった。
「はぁ…ぁ…」
漏れる吐息を堪えながら、解し終えたアナルの入り口にディルドの先端を押し当てた。
ググッと手に力が入ったかと思うと、ゆっくりとアナルにディルドが飲み込まれた。
おじさんに見える様に少し突き出したケツと呼応する様に飲み込まれるディルド。
恥ずかしさが無かったでも無いが、それ以上におじさんの表情が気になった。
一瞬手を止め、顔を見ると、口を半開きにしたまま、真剣に見ているおじさんの顔があった。
好奇心と欲情が混ざり合うその表情に興奮を隠せず、ディルドをさらに奥へと飲み込んだ。
身体全体の感度が上がる中、ゆっくりと出し入れし、快楽を楽しむ。
おじさんの表情を見ている余裕は無かったが、見られている確信はあった。
くちゅくちゅと音を立て、視覚的にも聴覚的にも刺激を与える。
感度が高まり、次第に押し殺していた声が堪え切れなくなった。
「…んん…あぁ…はぁ…ん…」
いつもしているそれとは違う高まりが、確実にそこにあった。
「はぁ…んん…んっ…んん…」
ずちゃりずちゃりと絡みつく音に悶えていると、ガっと強い力で止められた。
差し出されたおじさんの手がディルドを奪ったかと思うと、ゆっくりと出し入れされた。
ディルドはおじさんに委ね、両手を壁につくと腰を突き出す。
「んふぅ…ん…」
自分で動くのとは違い、予期せぬ動きに気持ち良さが倍増する。
「んん…っ…んっ…はぁ…んんっ」
しばらく快楽に溺れていると、おじさんの手が止まり、ディルドも動きが止まる。
壁にもたれ呼吸を整えていると、後ろでカチャリカチャリとベルトに手を掛ける音がする。
期待に胸を膨らませながら待っていると、くちゅくちゅと音が鳴り、アナルに温かいモノが触れた。
おじさんの左手が腰に当てられ、熱いそれがアナルに押し当てられる。
はぁはぁと呼吸する音に合わせ、ビクリと動いたその堅物が、ゆっくりと中に挿入ってきた。
「あぁぁ…ああああ…」
先程までのディルドとは明らかに温度が違う堅物は、ゆっくりゆっくりと奥に侵入ってきた。
腰に添えられたおじさんの両手に、逃すまいとがっしり両側から押さえられ、奥深くナマのそれが入る。

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