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父子(4)

「はぁぁっんはぁっはあぁん!!」
何度も何度も打ち付けられる度に、声にもならない声を発する親父。
だがそれが余計に卑猥で、動物的なその姿に興奮した。

パンパンっパンパンっ…今や後ろから羽交い絞めにした状態で腰を打ち付ける。
脇の下から回した手で、肩をガッチリと抱き、背中にピタリと身体を寄せる。
上体を起点に腰だけが前後に動くその体勢で、ありったけの力が腰の動きに集められた。
「はぁぁっはぁっはぁぁんん!!」
どれ位経ったのだろう。
その間ずっと親父は喘ぎ続けている。
もっと悦ばせたい…だがそう思うのも束の間、限界が近付いているコトを悟る。

パンパンっパンパンっ…リズム良く打ち付けられる腰を柔らかく受け止めるケツ。
年の割に弾力もあり、中もしっかりと締め付けて来る。
そんなもてなしに、ムスコも限界が来た様だ。
「…うっ…くっ…んん…」
さらに激しくなったコトもあり、自らも自然と声が漏れだした。
「…あっ…ダメだ…もぅ…う出…出るっ…!!」

言葉を発したが最後、猛々しくも責め立てていたムスコから、何度も何度も飛び立った。
そして、都度、親父が声を上げる。
「あんっ…あぁんん…!!」
中の奥へと発射された活力をしっかりと受取り、その度に、身体をビクリと揺らす。

快楽に溺れ切った親父の姿を、また愛おしく感じ、ギュっと抱きしめた。

ムラついていたのを発散したかった…という気持ちに嘘は無い。
親父がされたがっているだろうという、その気持ちに力になりたかったというのもある。
何より、自分の力で悦ばせたい、多分それが一番大きかっただろう。

こんなコトでもしないとヤれなかっただろうし、そう自分に言い聞かす。

そんなコトを考えて自己弁護していると、今なおキュウっとムスコを締め付ける親父。
こんなに悦んでくれていたのかと嬉しくなり、ギュっと抱きしめると、耳元で囁いた。
「コレからいつでもヤってやるよ」
その言葉に、親父の肉ヒダがキュウっと強く締まった。

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