握り甲斐のある太竿を上下に扱きながら、その逞しさを感じる。
他人の屹立したイチモツに触れるのはいつ以来だろう。
まさかこんなところで出来るとは夢にも思わなかった。
「あぁ…」
動画では聞こえなかった男の声を聞きながら、目の前にある太竿に我慢が効かない。
気付けば口を開け、若棒を飲み込んでいた。
「あぐ…あんぐ…ぐちゅぐちゅう…」
無我夢中、いや一心不乱というべきか、もう何年もご無沙汰だった太竿を頬張る。
「あぁ…あああ…」
頭上で男の声が漏れる度に、自らの股間が強く主張する。
「ぐぷぷぷ…ぐぷ…ずちゃずちゃ…」
今まで体得した様々なテクニックをここぞとばかりに繰り出す。
「あぁああ…はぁっ…んんっ…」
口の中で、はち切れんばかりに膨張する若棒はその終わりを迎えようとしていた。
「あっ…ダメ…い…いく…っぅ…」
そう呟くと、喉の奥へと我先に飛び出す大量の刺激を感じながら、頑なに奥まで飲み込んだ。
やがてその勢いが途絶えると、口内で拭う様に撫でまわし、ちゅぽんっと口を離す。
はぁはぁと息を切らす男を暗闇の中で確認し、差し込む光に照らされた萎えた若棒を見る。
行く度にも渡って吐き出してきたものが、まさか他人の体内に飲み込まれるとは。
夢にも思わなかった展開に、男は少し放心状態だった様子。
「これからも2人の秘密にしよう」
そう言うと、返事を聞かずに立ち上がり、エンジンを掛け、ドアを開けた。
男が下車するタイミングで、連絡先を伝え、また会うことになった。
下車後はいつも、少し行った先に停めた自分の車で帰っていること。
人にされることが初めてだったこと。
他の乗務員の時には特に何もしていないこと。
後にいろんな話を聞いた。
そして今は、家に招き制服姿で処理してあげている。
まんざらでも無い様で、これからが楽しみだ。
が、そんな楽しみが増えた矢先、上司に呼び出された。
「ちょっとこれ見て貰えるか」
そう言って見せられたのは、エンジンを切った後、暗がりの中、後部座席に向かう姿だった。