男のためのゲイ体験小説

おじさんは息を吐きながらも、静かに腰を沈めた。
「・・・！！」
奥まで入ったのか、急におじさんの中がググっと締まった。
先程までの柔らかい肉ヒダと違い、絞られる様な力が掛かる。

柔らかくも固い扱きに、刺激を求めていた肉塊はパンパンに膨れ上がった。
血流は激しく、欲求が一点に集中するかの様に、そこに集まる。

おじさんの表情は得も言えぬ様相を呈しており、しきりに固くなった股間が動く。
すると、おじさんの股間の先から、僅かに光る液体がこぼれた。

感じてくれている、そう思うと、急にＳの血が騒ぐ。
一方的に快楽に身を委ねていたが、気付けばしゃがんだおじさんの腰に手をやっていた。
ガシリと両側から挟むと、下から強く突き上げる。
もう何も考えられない。
ただただ無性に、欲求の赴くままに果てたい。
一心不乱に腰を打ち付ける。

「くおぉ…」
急に責められたこともあってか、おじさんの口から声が漏れる。
カプセルホテルの中だということも忘れて、互いに欲望の赴くままに動いた。

だが、既に肉塊は限界に来ていた。
先程迄の執拗な口撃に加え、まとわりつく、この肉ヒダ。
思いっきり果てたい欲求は、ガシリと掴んだ腰へと奥深く突き刺したまま、体勢を捩じった。
促される様に横になったおじさんを軽く持ち上げ、上下を変えた。
正常位の体勢でベッドの中央に位置取ると、おじさんの両足を持ち上げ、腰を打ち付ける。
「はんっ…はぁっ…」
我慢していても盛れてしまう吐息の様な声に興奮が高まる。
快楽に表情が歪むのもまた堪らない。
グチュグチュと、とろけるアナルに突き刺された肉塊が出たり入ったりする。
接合部位は相当に卑猥なことになっているだろうと、上体を起こし、視界に入れる。
腰を突き出す度にビクリと動く尻周り、そして引き出された肉塊はテラテラと光っている。
動画で見た、まさにそれが目の前にあり、自分の意志で快感と共に動く。
そんな光景に改めて興奮し、身体をおじさんの上に重ねる。
すると、広げた両手で背中を抱かれ、しがみついてきた。