陸橋(1)
- 2020/11/23
- 19:22
今日も疲れて家路へ急ぐ。
すっかり寒くなって来たが、まだ息は白くはない。
いつもの通りを過ぎるとマンションが見えた。
足早に歩いているせいか鼓動が高鳴る。
僅かに期待があるのだろう、股間が少し疼いた。
何事もないフリをしながら歩みを進め、陸橋の階段を上がる。
時間も遅く周りに人っ子一人いないどころか、道路に車も走っていない。
陸橋の階段を上がる度に、足音が僅かに響く。
リズムよく刻まれる足音に、鼓動は益々高鳴った。
陸橋の最上段へと上がると、そこには誰もいない。
期待し過ぎたのだろう、少し残念に思いながらも陸橋を歩く。
そう、この秋にあった出来事を思い出しながら。
*****
仕事終わりで疲れた体に陸橋の階段はツラかった。
ダラダラと階段を上がり、一息ついた瞬間、人の存在に驚いた。
何てことはない、陸橋の横にある樹が陰になり、人がいると思っていなかっただけだ。
驚きを落ち着かせ、陸橋の陰に一人立つ男の横を通り過ぎる。
通り過ぎる僅かな時間にも、つい癖で相手の男を品定めする様に見てしまう。
顔も体格も好みな感じだと思った矢先、股間の膨らみに目が行った。
通り過ぎてから何度か頭で自問自答する。
勃っていた?いやまさか…でも…。
夏ということもあり薄着のせいか、薄い生地を盛り上げていた様に思う。
しかしながら、陰の中でよく見えなかったというのが正直なところだ。
悶々としながらも、マンションへと辿り着き、シャワーを浴びると勃起してきた。
疲れたせいもあるだろう。
動画でも見てヌこうとリビングへと移り、塗れたバスタオルをベランダに干した。
ベランダから僅かに見える陸橋に、男の姿が見えた。
すっかり寒くなって来たが、まだ息は白くはない。
いつもの通りを過ぎるとマンションが見えた。
足早に歩いているせいか鼓動が高鳴る。
僅かに期待があるのだろう、股間が少し疼いた。
何事もないフリをしながら歩みを進め、陸橋の階段を上がる。
時間も遅く周りに人っ子一人いないどころか、道路に車も走っていない。
陸橋の階段を上がる度に、足音が僅かに響く。
リズムよく刻まれる足音に、鼓動は益々高鳴った。
陸橋の最上段へと上がると、そこには誰もいない。
期待し過ぎたのだろう、少し残念に思いながらも陸橋を歩く。
そう、この秋にあった出来事を思い出しながら。
*****
仕事終わりで疲れた体に陸橋の階段はツラかった。
ダラダラと階段を上がり、一息ついた瞬間、人の存在に驚いた。
何てことはない、陸橋の横にある樹が陰になり、人がいると思っていなかっただけだ。
驚きを落ち着かせ、陸橋の陰に一人立つ男の横を通り過ぎる。
通り過ぎる僅かな時間にも、つい癖で相手の男を品定めする様に見てしまう。
顔も体格も好みな感じだと思った矢先、股間の膨らみに目が行った。
通り過ぎてから何度か頭で自問自答する。
勃っていた?いやまさか…でも…。
夏ということもあり薄着のせいか、薄い生地を盛り上げていた様に思う。
しかしながら、陰の中でよく見えなかったというのが正直なところだ。
悶々としながらも、マンションへと辿り着き、シャワーを浴びると勃起してきた。
疲れたせいもあるだろう。
動画でも見てヌこうとリビングへと移り、塗れたバスタオルをベランダに干した。
ベランダから僅かに見える陸橋に、男の姿が見えた。