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陸橋(4)

ずちゅるっじゅるっちゅぷぷっ…。
ぐぽぐぽと飲み込まれた勃起が激しく男の口で扱かれる。
「んんっぐぅぅ…」
たままらず、男の頭を押さえていた両手で、男の頭を剥がしにかかった。
強く吸い付いていたが、何とか男の口を引き剥がせたが、危うくイキそうだった。

それを察してか、男はすくっと立ち上がり、向こうを向いた。
膝下までずり下げられた下着に改めて目をやると、ケツを突き出す。
ここでヤるのか…。

つい興奮して周りが見えていなかったが、ここは陸橋。
遅い時間とは言え、いつ誰がくるかも分からない。
この前の自分みたいに、ベランダからこっそりと誰かが見ているかもしれない。

そう思い、ついマンションのベランダへと目をやった。
あの時のオレはあそこから見ていたのか…。
少し物思いにふけっていると、勃起に温かい弾力を感じた。
男が自ら突き出したケツを当てて来たのだ。

ここまで来た以上は今更引き返せない。
男の割れ目に手をやると、弾力のある丘陵地とは裏腹に、谷間にヌメりを感じる。
汗では無い、こうなることを見越してか、ローションが仕込んである。

前もこうだったのかと卑猥さを一層感じ、迷うことなく、その濡れ地に勃起を沈めた。
「あぐぅ…んんん…」
人通りのない陸橋の、大木の陰とは言え、声を出せば気付かれるおそれもある。
そんな状況は重々承知している上でも抑えきれなかったのだろう声が漏れる。

汗ばんだ身体を両手で押さえながらも、ゆっくりとただ奥まで静かに沈めていく。
抵抗しようとするも無残に受け入れていく肉ヒダが纏わりつく。
仕込まれていたローションのお陰で、何なりと奥まで入った。

勃起した芯全体に何とも言えない柔らかさの圧が掛かり、程良い気持ち良さ。
自然と背中に身体を乗せ、寄りかかる様な姿勢で体重を乗せた。
その重みに素直に従い、男は手すりへと上体を改めて倒した。
そんな従順な男に、支配欲は一層の高まりを見せた。

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