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陸橋(5)

もう我慢出来ない、先程迄の雰囲気とは違い、一心腐乱に腰を動かした。

「んっふぅぅん…んんっ…んんんっ…」
耐えようとして漏れ聞こえる声に興奮は高まる。
男のことなんてどうでも良かった。
ただ自らの欲をぶちまけたい。
何も付けずに分け入った自らの勃起から噴き出す欲望を奥へと。

「んんっ…ん…っ…ぅっっ…んんん…」
静寂の暗闇で微かに漏れ出る声が大きくなってくる。
「はっはっはっはぁっ」
先程ジョギングをした時同様、心拍数が上がり、自らも呼吸が乱れつつある。
ただただ肉ヒダに擦り付けるだけの、欲望に溺れる行為を繰り返す。

「あぁ…」
堪らないこの感覚はいつ以来だろう。
ただただ目を閉じ、欲望に酔いしれる。
覆い被さる様に身体を重ね、体温を感じながら動く。
暑さに汗も噴き出し、2人の汗が1つに混ざる。
「んふっ…んふっ…んふぅっ…」
「はぁっ…んはっ…はぁぁっ…」

身体と身体が当たる音も混ざり、確実に犯しているその音が周りに響いている。
もう後先何も考えられないこの状況。
自らの欲望を吐き出すべく、腰を打ち付けるリズムが早くなる。

「んん…んんん…んふぅっ…」
「あぁ…んはぁ…い…いく…イクぅ…」

イクという言葉に男の身体が一瞬緊張感を持った様に感じたが、時既に遅し。
奥まで沈めた勃起の先端がぐむむっと開いたかと思うと、さらに奥をめがけて飛び出した。
いつもより確実に大量だと感じる程に、どっぴゅどっぴゅ出ているのが自分でも解る。

「あっ…あぅ…あぁん…」
ドクドクと送り込まれる大量のそれに、都度男の身体がピクンと動く。
そしてその都度、肉ヒダがきゅぅっと締まり、さらなる熱量を搾り取る。

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