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マッチングアプリ(2)

ガチャリと鍵の掛かっていないドアは開き、中へと入る。
昼だと言うのに電気の付いていない部屋は暗く、僅かにこぼれる灯りだけだった。

廊下に面したドアは3つ、その内の1つが開いており、おそらくそこが寝室なのだろう。
玄関で靴を脱ぐと、ドアの開いた部屋へと向かう。

暗い部屋ながら、カーテンの隙間から差し込む僅かな日光で外観は見て取れた。
部屋の真ん中に少し大きめのベッドが置かれ、アプリで見た姿がそこにある。

エロ下着1枚で仰向けになり、静かに横になっている。
荷物を置いて服を脱ぐと、何も言わずにベッドに身を上げた。

ぼんやりとしてはいるが、画像のままのきれいな身体がそこにある。
今どんな気持ちなんだろうかと相手を見ると、黒のアイマスクをして静かに寝たフリ。
緊張しているのだろうか、それとも興奮しているのだろうか。
股間に目をやると、まだ勃ってはいない様子。
そのまま投げ出された右足を跨ぎ、横たわる左太ももを静かに撫でた。

内腿を撫でられながらも特に反応することはなく、そのまま指を這わせる。
上体を倒し、覆い被さる様な体勢で、乳首の前へと顔を近付けた。
特に触れてはいないが、今その状態にあることは認識しているだろう。
僅かに口元から息を吐き、乳首に当ててみる。
さすった右手を内腿から下着に当てると、股間は容量を増している。

かわいいなと思いながら、舌を出し、乳首をチロチロと舐めだした。
「…ぁ…」
僅かにこぼれた吐息がいじらしい。
股間の袋を指で軽くなぞりながら、チロチロと乳首に舌を這わす。
「…ん…ぁ…」
声を忍ばせようとしつつもこぼれる様が妙に艶っぽい。
袋をイジる手が竿に上る頃には、竿は立派に起き上がり、エロ下着を持ち上げていた。

ツー…と指先で竿をなぞりながら、その先まで指を這わせる。
そしてチロチロとうごめく舌先から、舌全体で乳首の愛撫を始めた。
「…んん…ぁぁ…」
閉じていた口が開き、自然と声が漏れた。

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