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職質(1)

「解りました…」
もうどうすることも出来ず、その場で服を脱ぐしかなかった。
2人きりの部屋に、カチャカチャとベルトの音が響く。

1枚、そしてまた1枚と、服を脱ぎ終える度に肌が露になる。
意を決して後ろを向いてから屈むと、自らの手で尻を開き、警察官にアナルを見せた。

混乱からか、上手く頭が回らない。
あの時、どうすれば良かったのだろう。
無意識の現実逃避か、頭の中では改めて、今までのやりとりが思い返された。

過去幾度となく怖気付き踏み出せなかった発展公園。
意を決し、掲示板に書き込みをした後に向かった。

誰もいない公園、誰もいないトイレ。
だからこそ、余計にこの後起こる状況を妄想し、興奮は抑えきれなかった。

個室に入ると、ドアは閉めたがカギは開けたまま、いつでも入られる様にする。
着ていた服を脱ぎ、準備を始める。

便座に座り、足を持ち上げると、ドアに向けたアナルにローションを垂らす。
玉袋や蟻の門渡りを這うだけでも充分気持ち良かった。

アナルに垂れたローションを塗り込む様に、自らの指でアナルをほぐす。
クチュクチュ、という音が響くと、トイレに来た人に気付いて貰いたくて、指は激しくなる。

「んっ」
自然と声が漏れる。
気付いて貰いたい欲求と、気恥ずかしさの狭間で葛藤しつつ、指は激しさを増した。

ペニスは猛々しく張り詰め、亀頭からはヌラリと光っていた。

あぁ…誰かにハメられたい。

そう願うも、トイレには誰の気配もない。
躊躇なく、持ってきたディルドを出し、ヒクつくアナルに当てがった。

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