職質(4)
- 2019/10/03
- 11:46
タオルを奪うと、丁寧にめくり、中に潜んでいた物体を見付けた。
「これ…性的なおもちゃですよね?」
「は…はい…」
「えと、何にお使いでしょう?」
そう聞かれ、言葉に詰まる。
発展公園でアナニーをしていた、と答えるべきか。
それとも、誤魔化すべきか。
しかし、下手に誤魔化して痴漢扱いされても困る。
悩んでいると、警察官が質問する。
「えーと、恋人かご夫婦間でお使いなんですかね?」
「いや…その…」
ただ無言で返答を待つ警察官。
「あの…自分で…」
どうしようもなく、素直に答える。
「自分で?これを?」
手に持ったディルドを顔に向けられ、警察官に訊ねられる。
「は…はい…」
「えっと、ちょっといいですか、男性ですよね?」
「は…はい…」
「最近、この辺で痴漢等が多く出ているので、発言に不可解な点があれば…」
警察官の言葉に鼓動が高鳴り、緊張感が再び高まる。
「任意でではありますが、一緒にお越しいただく必要があるかもしれません」
完全に頭は混乱している、任意同行…、確かに警察官からすれば理解不能だろう。
やむを得ない、と素直に説明することにした。
あいにく、アナニーも、ディルドを持ち歩くのも、それだけなら犯罪ではない。
下手に痴漢の汚名を着せられ、冤罪で逮捕されるよりはマシだ。
「…あの…そこの公園のトイレでしてました」
「?そこの公園で?自分でこれを?」
改めてディルドを顔の前に近付けられ、訊ねられた。
「はい…」
「そうですか、申し訳ないですが、ご一緒していだけますか?」
「これ…性的なおもちゃですよね?」
「は…はい…」
「えと、何にお使いでしょう?」
そう聞かれ、言葉に詰まる。
発展公園でアナニーをしていた、と答えるべきか。
それとも、誤魔化すべきか。
しかし、下手に誤魔化して痴漢扱いされても困る。
悩んでいると、警察官が質問する。
「えーと、恋人かご夫婦間でお使いなんですかね?」
「いや…その…」
ただ無言で返答を待つ警察官。
「あの…自分で…」
どうしようもなく、素直に答える。
「自分で?これを?」
手に持ったディルドを顔に向けられ、警察官に訊ねられる。
「は…はい…」
「えっと、ちょっといいですか、男性ですよね?」
「は…はい…」
「最近、この辺で痴漢等が多く出ているので、発言に不可解な点があれば…」
警察官の言葉に鼓動が高鳴り、緊張感が再び高まる。
「任意でではありますが、一緒にお越しいただく必要があるかもしれません」
完全に頭は混乱している、任意同行…、確かに警察官からすれば理解不能だろう。
やむを得ない、と素直に説明することにした。
あいにく、アナニーも、ディルドを持ち歩くのも、それだけなら犯罪ではない。
下手に痴漢の汚名を着せられ、冤罪で逮捕されるよりはマシだ。
「…あの…そこの公園のトイレでしてました」
「?そこの公園で?自分でこれを?」
改めてディルドを顔の前に近付けられ、訊ねられた。
「はい…」
「そうですか、申し訳ないですが、ご一緒していだけますか?」