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トレッキング(1)

砂浜から見える小さな半島の先には灯台がある。
そこまで片道1時間程のトレッキングコースらしく、歩いてみることにした。

折角の1人旅、こういう行き当たりばったりな感じが無性に楽しい。
ガイドを付けることも出来るらしいが、道は一本道ということで、1人で行くことにした。

観光協会でパンフレットを貰うと、半島の入口まで10分程の距離。
照りつける陽射しを肌で感じながら、1人で歩いていると横を走る車から声を掛けられた。

「すみません!トレッキングの方ですか?」
運転席には日焼けで黒く焼けた凛々しい男性。
急に声を掛けられて戸惑いはしたが、逞しい男性に声を掛けられ顔がほころぶ。
「はい」
「観光協会の者です、今から半島まで向かうので良ければどうですか?」
そう言うや微笑んだ彼が助手席を促してくれた。

10分程の距離でもあるし、景色を見ながら向かうことに苦は無かったが乗せて貰う事に。
なんせ顔も身体つきもタイプで、断る理由が他になかった。
助手席に回り込んで乗車すると、シートベルトを確認し、発車した。

「灯台にポストが設置してあるんですが、台風が近いので回収しに行くんですよ」
どうやらトレッキングの参加者が、旅行先からの手紙をそのポストに投函する様で。
片道1時間の徒歩道を郵便局員が向かう訳にもいかないので、定期的に回収しているそう。
そんな話を笑顔で説明してくれていると、半島の入口にある駐車場に着いた。

「良ければ折角なんでご一緒にどうですか?」
笑顔でそう促され、是非、と笑顔で返す。

「往復2時間程、この先トイレ無いんで先に行っておきましょう」
そう言うと、駐車場にあったトイレへと彼は歩みを進めた。
その歩く後ろ姿を舐め回す様に見ながら、興奮が押さえきれない。
ケツ周りの弾力は服の上からでも解り、ハーフパンツから出た足の質感は色気に溢れる。
少しムラっとしつつもトイレへと付いて行き、小便器で用を足す彼の隣に陣取った。
横目でちらっと彼自身を見ようと試みると、ぶるんっとふてぶてしい大きさが見えた。
便器から少し距離があるせいか、見せ付ける様にも見えたその姿に僅かに股間が反応する。

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