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医者と患者(7)

「ね、こうやって潤滑油の役目がいるんですよ。
 気持ちいいでしょう?」
「はい…」
「おもちゃ以外は挿れたりしないんですか?」
「はい…」
目を合わせたまま、言葉少なげに答える。
「挿れたいでしょう?本物」
「…はい」
今までずっとひた隠しにしてきた性癖を始めて口にするのに、抵抗は少しも無かった。

「挿れてみますか?」
「え?」
突然のことに驚きを隠せない。

「あんな姿であんな声出されたら、ほら、もうこんなになってしまって」
白衣の上から股間を擦る先には、充分過ぎる位の盛り上がりがあった。
完全にロックオンしたその膨らみから目を逸らすことは出来なかった。
ゴクリと唾を飲み込むと、それが返事だと感じたのか、顔の前に持って来られた。

おそるおそる手をやり、今にも爆発しそうな盛り上がりを開放する。
脱がされた相手の下着を脱がすなんて、初めての経験にドキドキする。

現れた屹立は、筋の張った逞しい姿を誇らしげにそびえたつ。
鼻先に飛び出したのを頬張るのに、時間は掛からなかった。

「んぐ…あぐ…んうんぐ…」
タガが外れたかの様に、一気に咥え込んだかと思ったら、貪る様に喰らう。
口の中でパンパンに腫れ上がった逞しい肉棒はビキビキと反応する。
堪らない…こんなに熱いのか…。
無我夢中でしゃぶり上げ、舐め回す。

ジュポジュポ、ジュプジュプと卑猥な音を立てながら、欲望の限りを尽くす。
頭上では、そんな姿をニヤニヤした目で見られているとも知らず。

「んん…!」
しかし、そんな姿も一瞬にして硬直した。

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