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後部座席(5)

「・・・・・・」
無言でただ動画を見続けると、行為の一部始終がそこには映っていた。
何も言えず、動画を見続けるだけで精一杯。
「…あっ…」
急に股間を掴まれた。
「お前、勃ってんじゃねぇか」
当時の興奮を思い出し、股間はテントを張っていた。
「オレも同じだよ」
そう笑うと、上司は顔の前に盛り上げた股間を近付け、ファスナーを下ろした。
中からいきり立った勃起が現れ、ビクンと一度大きく揺れた。
上司の顔を見上げると、無言に肩に両手を置かれ、顔の前に勃起したちんぽが近付けられた。
鼻先に近付けられた亀頭からは少し先走りが出ている様にも見えた。
「どうしたい?」
うすら笑いを浮かべながら見下ろす上司のその顔は、完全に見下した表情だった。

突然の状況に困惑してしまうも、心内ではただただその逞しい太竿が欲しかった。
舌を伸ばせば当たりそうなその距離にある、太く艶やかな肉棒。

まるで隷属させられているその状況に、M心が高まったのも嘘ではないだろう。
自らの本心と向き合う様に、おそるおそる舌を伸ばし、太竿に顔を寄せた。
もう視線の先は、その張り詰めた肉棒だけだった。
吸い寄せられるかの様に、ただ一点だけを見つめ、舌先を伸ばす。

上司に見下ろされ、見下されながらもそんな事はどうでも良かった。
いや、むしろ、そんな風に見られながらというシチュエーションに興奮している所もあった。

やがて届いたその体温を舌先で感じると、舌全体でその体温を感じた。
温もりに舌を這わせ、唇で味わう。
その度に肉棒はその固さを増し、ビクンビクンとその存在を誇示した。
丹念に舐め回していると、急に頭を両手で掴まれた。
そしてそのまま口元に強く肉棒を当てられると、強く擦り付けられた。
その状況に応えるべく、察した口は擦り付けられ動く亀頭を飲み込むべく、追った。

そして鼻先や頬、至る所に擦り付けられた肉棒をパクリと咥え込むと、口全体で吸い込んだ。
「おぉぉっっ…」
上司の口から漏れ出た快楽の雄たけびに興奮は抑えきれなかった。

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