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下着売場(3)

「…え!?…」
想像だにしなかった展開に、驚きを隠せずいると、動かしにくいと感じたのか手を引いた。
そして、すくっと立ち上がり、反対を向く様に促されると、背後に立った。
後ろから抱きしめられる様に手を回すと、ヘソ下を這う手が下着の中へと滑り込む。
ゴムが無い分、スムーズに滑り込むのがまたエロかった。
待っていましたとばかりに勃起はビクンを跳ね、握りやすい体制を作る。
違う体温が這ってきた感覚は、一番それを求めている勃起にまとわりついて、安住した。

ググイと握られた勃起が、スコスコと上下に扱かれる。
手慣れた動きで竿を擦っていると、反対の手が先端の亀頭を刺激した。
まるでスイッチでもあったかの様に、先から溢れる我慢汁。
悶々と勃起を抑えようとしていたせいか、だくだくと溢れは止まらない。
クチュクチュと音を立てるかの如く、先端へと広げては溢れゆく。
竿への刺激だけでなく、亀頭への刺激も相まって、一層我慢汁が溢れる。

とんでもない状況になっていることは感じているが、そんなことどうでもいい。
少しでも長く、この状況を楽しみたい。
ヘタなことを言ってこの状況を終えたくない。

下着に包まれたままの勃起は、店員の両手で快感を益々高めていく。
漏れそうな声を抑えながら、力の抜けそうな両足で踏ん張る。
その分、勃起にも力が入り、店員の手の動きをよりダイレクトに感じた。

手を止めて一休みされたい気が無いでも無いが、このままイキたくもある。
一番嫌なのは、このまま終えられることだった。
店員の指の動きは的確に感度の良いところを責めて来る。
テクニックなのか相性なのか、そんなことはどうでも良かった。
背後から抱きしめられる体制での安心感と緊張感。
一方的に快感を与え、尽くしてくれているかの様な錯覚。
見えない相手に犯されているかの様な錯覚。
それぞれが交錯する何とも言えない不思議な感覚に酔いしれる。

が、そんな時間も長くは続かなかった。
唐突に発射された快感は、ビュビュっと何度も布を押し上げたがことごとく打ち返された。
下着の中で溜まった白濁液はぬらぬらとちんぽに絡みついた。

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