2ntブログ

記事一覧

配達員(2)

「中身や送り主変えたって、いつもおんなじやり方じゃ、知ってる人にはバレちゃうよね」
いつもと変わらない笑顔とは裏腹に、出て来る言葉は酷く心に突き刺さる。
…バレてる。
「オレの時も同じだからさ送り主、仕事柄、自然と気付くんだよね」
「え…いや…」
上手く返せないまま、ただ頭の中が混乱している。
「にしたって、新商品出る度に注文してるから、若いって大変だなって」
そう言いながら、商品に目をやり、透視したかの様に中身を言い当てる。
「コレ、新しいオナホでしょ」
相変わらずの笑顔から卑猥な言葉が漏れたこともあり、下半身が微妙に反応してしまう。
「え…いや…」
「俺も買おうか迷ってんだよね、また感想聞かせて」
想像だにしない会話に、抜け切れていない欲望が下半身に集まる。
配達員のおじさんは微妙に膨らみが大きくなったのを見逃さず、スッと股間に手をやった。
「毎日ヌいても溜まるんじゃしょうがないよね」
そう言いながら、荷物を靴箱の上に置き、股間に触れた手を優しくなでる様に動かした。
商品の到着と、タイプの配達員のおじさんのダブルパンチで溜まった欲望が溢れ出す。
いやらしく撫でられた股間は、素直に反応し、履いていたスウェットを高く持ち上げた。
「いやらしいねぇ、こんな子だったんだ」
そう言いながら、スウェットの上から何度も何度も、固くなったちんぽを揉んだ。
その度に興奮は高まり、その1つ1つに強く感じてしまう。
「ほんと若いっていいねぇ、オレに出来ることがあれば力になりたいよ」
そう言いながら、さする手は強弱をつけながらゆっくりと上下する。
そんなことがあればと夢見ながら妄想にふけっていたそれが今目の前で起こっている。
興奮と欲情で今にもどうかしそうだったが、まだかろうじて理性が働いている。
一体、どういうことだろう。
配達員のおじさんはギチギチに固くなったちんぽをグッと握ったかと思うと、一言訊ねた。
「ナニか、して欲しいことある?」
頭が回り切らない今でも解かる、…誘われている。
夢の様な状況に戸惑いながらも、理性より本能が勝った。
「…しゃ…しゃぶってください…」
いつも笑顔で真面目そうな配達員のおじさんが、勃起したちんぽを握っている。
そして、その配達員のおじさんに、しゃぶってくれと言える日が来るなんて。
配達員のおじさんの目をマジマジと見つめ、かろうじて口に出来た。
少し見つめ合う時間が生まれた後、配達員のおじさんがスッとしゃがみこんだ。
そして、そのままスウェットの上から股間に顔を埋めた。

コメント

コメントの投稿

非公開コメント