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職質(6)

「解りました…」
もうどうすることも出来ず、その場で服を脱ぐしかなかった。
2人きりの部屋に、カチャカチャとベルトの音が響く。

この後、交番に連れて行かれるのであろうか。
これを見せた後、このやりとりは記録に残されるのだろうか。
様々な憶測が不安となって、頭の中を駆け回る。

同時に、1枚、そしてまた1枚と、服を脱ぎ終える度に肌が露になった。
全ての服を脱ぎ、完全に生まれたままの恰好で、制服姿の警察官の前に立つ。
そして、意を決して後を向いてから屈むと、自らの手で尻を開き、警察官にアナルを見せた。

無言の時間が部屋の中をただ過ぎてゆく。
助けを乞う様に振り向くと、警察官は何も動かず、ただジっとこちらを見ている。

「あの…これでいいですか?」
恥ずかしさもあったが、それ以上に不安感しかなかった。

「え?」
警察官の戸惑いには、この態勢でいる意味が理解出来ないでいることを物語る。
「いや、さっきまで入ってたので、見て貰ったら濡れてるかとか解るかと」
「あぁ、そういうことですか、解りました」
そう言うと、警察官は開いた尻へと顔を近づけ、アナルを凝視する。
「確かに、濡れてはいますね…」
警察官が喋る度に吐かれる息が僅かにアナルに当たる。
こそばゆさを感じながらも、ただただ、じっと我慢した。

「あっ」
突然、身体に快感が走り、つい声が漏れた。
「中も濡れているのであながち嘘でも無さそうな気もしますね」
そう言いながら、警察官がアナルに指を挿れたのだ。
中の濡れ具合を丹念に調べ上げるかの如く、指でグリグリと擦り上げる。
入口から入った指は、下側をゴリゴリ擦っていたかと思うと、上へと移り、中を這い廻る。
「んぁっっ」
先程までディルドでほぐされた穴は、いともたやすく警察官の指を飲み込んだ。

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